こんにちは。
中野区RC4Fマンションの解体工事(1期)が完了しました。
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この現場は本当に狭かった。。。
ですが近隣様方の多大なご協力もあり、無事完了できました。。
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躯体残ってるじゃん!!
と思った方はすぐにお気づきでしょう。
1期工事ですので当然2期工事があります。
が、ここで1期工事は完了。
これ以上このまま解体するのは不可能です。
この現場は半地下の様な構造で、1F部分が地下でしたので、当然境界GLとは高低差があります。
ですので「山留め工事」を行わなくてはなりません!
山留め工事とは、周りの土や水が流れこむのを防ぐこと。 地盤が壊れないようにするための対策が、山留め壁です。 そのための工事を山留め工事と呼びます。
この状況で解体していくと、壁を撤去した際、地山の崩壊を招く恐れがありますので、上記の「山留め工事」は必須です。
少し山留め工事について触れます!(専門家ではないのでほんの触り程度ですが)
親杭・横矢板工法
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最もオーソドックスな山留工事の方法です。地中にH型鋼を埋めこみ、その間に人力で横矢板をはめこんでいきます。どのような工事にも応用できますし、費用も安いでしょう。ただし、もろい地質であったり土砂の圧力が強すぎたりする場所には不向きです。また、人の力によるところが大きいので、施工者の技術力の差も出やすいでしょう。
シートパイル(鋼矢板工法)工法
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シートパイル工法とは、コの字型をした鉄製の板を地中に埋めこんでそれをストッパーにして土砂を食い止めます。一枚の鋼矢板の幅は約300ミリ。1枚ごとのシートパイルはお互いが緊結(きんけつ)する構造になっています。ですから、湧水などが出る工事現場で使われることが多いでしょう。シートパイルを土中に埋めこむだけで工事が完成しますが、クレーンと人の手で誘導しながら打ちこんでいくため、技術力が必要になります。ですから、山留工事専用の業者が行わないと、不具合が起こりやすいでしょう。
地中連続壁(SMW)工法
地中連続壁工法とは、別名SMW工法ともいいます。砂層などもろい地質でしかも湧水が出ているような現場で使われる工法です。地中に壁を作ってしまう工法ですから、非常に強固になります。しかも、掘削時にほとんど人の手がかからなくなり、重機でガンガンと堀り進めていけるでしょう。ですから、工期の短縮にもつながります。しかし、その反面山留を作るまでに時間と費用がかかるのです。ですから、狭い工事現場や費用に余裕がない場合に使えないということもあるでしょう。でも、非常に安全性の高い方法なので、大規模な工事をする場合や、弱い地盤を掘削する際にはこの工法が用いられることが多いです。
今回は親杭横矢板工法で施工する様です。
それではこの辺で!