こんにちは!
基礎の解体も順調に進み、現場も完了間近となっております。
写真の状況は、建物外周部分の試掘作業です。
地中障害物が出てきました。
地中障害物とは?
読んで字のごとく、建物の地中に埋没しているもの全般を指します。一般的には浄化槽や便槽などが多いのですが、なかには昔の建物の基礎や廃材、ごみが埋められている場合もあります。
一般的に、解体工事費用に地中障害物の撤去費は含んでおりません。(不確定要素が多く、契約時に数量を把握する事が困難である為)
あくまで憶測や経験談で恐縮ですが、以前の土地所有者の時代に工事を担当した解体業者又は建設業者、土地所有者などが、その処分費用やその手間を惜しんで埋めてしまった可能性もあります。
このように、地中の事は『不確定要素が多い』のが現状で、解体工事業者との追加工事費トラブルが本当に多く、よくご質問頂きます。
地中障害物に関するご質問で必ず確認する内容をご紹介していきます。
・解体工事費に追加があるとすれば、地中掘削時に露出した障害物の撤去処分費は理解したが、
いくら追加工事費が必要か
→工事前に現時点でのご回答が出来兼ねます。
露出時点でご報告し、協議とさせてください。(勝手に撤去し、後から追加工事費くださいは絶対にないです)
地中障害物で最も多いトラブルはやはり、追加工事費(地中障害物撤去処分費)に関する事のようで、
中には解体業者に、工事完了時に写真を見せられ、『地中障害物を撤去したから追加工事費を払って欲しい』
と言われ、膨大な追加工事費を支払わされたor支払わされそうになったなど、トラブルが多いのが現状です。
我々はご契約時に予め地中障害物のご説明をし、万が一地中障害物が露出した場合のご対応を共有しております。
このように、発注者様へ事前にリスクヘッジしていくことが重要と考えます!
撤去完了です!
外構CBを撤去します!
現場も大詰め!
以上をもちまして解体工事完了です!
翌日御施主様お立ち合いの元、完了検査を行い無事、御引き渡し致しました。
当現場は東京都のど真ん中、住宅密集地でしたが、ご近隣様方の多大なご協力を頂き、無事完了できた事、
厚く御礼申し上げます。