お疲れ様です!
世田谷区のアパート、解体工事着手致しました。
概要
- 延べ床面積265平米
- 木造2F
- 布基礎
- 浄化槽
- カーポート土間
こんな感じです。
ガス、電気、水道、電話、地境撤去しました。
まずは足場養生からですね!!!
こんな感じです。
「木造なのに枠組み足場?」と思った方はかなり解体工事通です。
- 枠組み足場の方が作業足場として成立すること。
- 単管足場に比べ、より強度があること。
- スペースがあれば組み立てやすいこと。
理由ですが、以上を考慮し、今回は枠組み足場で施工しました。
周辺には学校があり、交通量はそんなにありませんが、閑静な住宅街です。
工事車両は最新の注意を払います。
早速足場を組み立て、内装解体へ。。。。
石膏ボード、断熱材を先行内装解体し、分別解体していきます。
さらに屋根材。
スレート屋根でしたが石綿含有建材(アスベスト)は確認されませんでした。
壁材サイディングも無石綿でした。
ここでついに石綿含有建材(アスベスト)というネガティブなワードワードが出てきてしまいました、、、、、、
解体工事には避けては通れないアスベストという厄介者につきましては、非常に深刻な問題が背景にありますので近いうち必ず触れていきたいと思います。
ここでは素通りさせてください、、、、、、
話は戻りまして、、
足場、内装、ライフラインの縁切り(切り離すこと)が終わればいよいよ重機解体へ
基本重機解体前にこの様な手順で解体工事を進めます。
いきなり重機で壊すことはナンセンスです。
それは、
分別解体が困難で、廃材がミンチになってしまうからです。
ミンチになるとどうなるか?
それは本来再利用できる建材が仕分け不能になり『ごみ』になってしまうのです。
これは深刻な問題です。
「分ければ資源、混ぜればごみ」
という言葉を聞いたことがあると思います。
ここが解体屋さんの見せ所でもあるのです!!
さらに見せ所が!
解体した柱、梁、など木材を分別してトラックに積み込み、処分場へ。(過積載ではございません!!!)
このように綺麗に積み込まないと煮崩れしてしまい、ここまで積めません。
ここが木造解体の技術が分かるところですね。
同じ解体屋さんでも木の荷姿を見て、「ムムっ!あいつらできるな」となることもしばしば笑
逆に汚く今にも崩れそうな荷姿だと「あーー、危なっかしいなあ」となりますよね!
いずれにせよ無理し過ぎは禁物です。
高く積んだからすごいとかではなくて、第三者から見て危なっかしいと思われてしまったら残念ですよね、、、、、
今回の世田谷は建坪約85坪ですのでなかなかのボリューミーで木が出ます。
解体木くずの再利用方法は様々あり、燃料になったり、再加工して製品になったりと貴重な資源となります。
重複しますが「混ぜればゴミ、分ければ資源」
まさにそのとうりだと思いますので分別解体を心掛け、引き続きたいと思います!!
それでは今回はこの辺で!!!!