オカダ TS-W600XCV

施工日誌

こんにちは!

今回はアタッチメントのお話編です!

以前プラントの解体時に使用した事がありましたが今回改めて使用感をレビューしたいと思います!

以前使用した現場は大きなプラントの大規模解体時に使用しました。

その際はほぼ金属のみでしたが、今回は鉄骨造に木造作構造でしたので迷わずXカッターをチョイスしました。

上記構造の際、分別が必須ですが、解体機の選定に悩まれると思います。

理由〜

・ハサミでは木の積み込み、解体はできるが鉄骨を切断できない

・解体はできるが、鉄骨切断できない為、力づくで引っ張ったりして建物自体が倒壊する危険性がある

・カッターを使用した場合、鉄骨の切断はできるが、木の積み込みが困難

重機が2機稼働していればそれぞれ異なるアタッチメントを装備すればOKですが、なんか無駄な気がしますよね。

そうなると当然経費が嵩み、解体費用も増加してしまいます。

今回はオカダアイヨン社製 TS-W600XCVを使用し、重機1機での施工を試みました!

装着機械はコベルコ建機 SK135 SRDです。

Xカッターorクロスカッターと呼ばれたりしています!

現場概要

鉄骨造2F建(床、屋根材木造)

延べ床面積 233.28㎡

工期 令和3年4月8日〜令和3年4月22日(13日間)

最大開口

下記オカダアイヨンHPから抜粋引用

こんな感じです!

いざ現場へ!

躯体解体START!!

つかむ・はさむ・切断する、まさに三刀流です!

薄いベニヤ木材に関しても難なく掴めます!

もちろん積み込めます!

個人的にXカッターの長所は、先端までカッター歯なので、地面に置いてある解体材も切断できたり、解体機をカッター歯まで押し込まず、先端で切断可能であること。

さらにコラムなど厚い鉄骨も一度で切断しようとせず、表面、裏面の2回に分けて切断を試みれば、ガス切断は不要と思います。

これはXカッターにしかできないと思います!(たぶん)

今回の記事はマニアックすぎて、伝わるか不明ですが、同業の方(特にオペレーター)には伝わると思います。。

今回の現場は鉄骨造でしたが、ゴツイH鋼材やらコラム支柱があった訳ではないので、アタッチメントの能力的にはまだまだ余裕を残していますが、実は近く着工する鉄骨造立体駐車場の解体工事を控えておりますので、そちらの方でも触れたいと思います!

使用感想〜

素晴らしいです!

本当に素晴らしすぎます!

解体しながら分別し、切断し、集積し、積み込み、1台何役もこなしてくれます。

これは本当に大きな事で、まず解体コスト面、大きな貢献をしていると思います。

例えば〜

・木造解体機(ハサミ)を使用した場合

木材の積み込みには特化しているが、鉄骨を切断できないため、高所などに作業員が鉄骨を切断しに行かなければならない為、危険が伴う事と、時間がかかる

・鉄骨カッターを使用した場合

鉄骨の切断は可能

アタッチメント性質上、木材の積み込みがに多くの時間を費やす

この手の構造物は断然Xカッターが一番と確信しています!

ではまた!

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