こんにちは〜
今回は解体機を地上12Fへ揚重編です。
解体工事現場は仮囲いや足場、内装解体やら本当に数多くの事前準備工程を経て、解体機を現場へ搬入します。
階上解体現場の場合、まさに解体機を地上階へ揚重する日はまさに一大イベントなのです。
この日を大筋目標に定めて事前準備をする訳です!
では早速行ってみましょう!
解体計画は下記をご参照ください。
状況計画図のように上層から下層へと解体して行きます。
上層の解体材は投下開口より地上へ降ろし、計画図(2)のような手順で
ダンプトラックに積み込み、随時搬出していきます。
では大きな解体機をどのように階上へセットするのか。
下記計画図です。
120tクレーンを使用し、解体機を吊り上げ階上へ揚重します。
計画上、定格総荷重を考慮すると0.45㎥級BHは重量があるので
ウエイトを地上で解体し定格荷重を下げて、余裕のある揚重計画をしました!
作業帯を設置します。
警察と協議し、22時からの許可でしたので時間厳守です。
クレーンを組み立てます!
養生完了!
ウエイトを降ろした状態です。
ワイヤーはこちらを使用します。
写真で見ると、こんな細いワイヤーで???
と思ってしまいますが、荷重は十分余裕をみています!!
玉掛けをしていざ揚重開始!
こんな感じです。
工事が着工してこの日を第一目標日に進めてきましたので無事完了して何よりです。。
クレーン作業半径や荷重、揚重治具の点検等しっかり計画していますが、やはりあんなに大きい重量もある重機を吊り上げるのは慣れていても見ていて気持ちのいいものではないですね。。
ここで当現場第一章は完結。
引き続き第二章へ!